戸建ての外壁塗装工事

Exterior wall painting work

戸建ての外壁塗装工事の3つのメリット

外壁塗装工事の役割は、ご自宅の外観をきれいに見せる効果はもちろん、外壁の塗装膜の性能を維持し、戸建ての構造と寿命を⻑持ちさせること、資産価値を高めることです。

外壁塗装工事には、
次の3つのメリットがあります。

1美観維持

経年劣化による汚れや塗装のはがれを修繕し、見た目を向上させることで美観を維持するメリットがあります。
劣化を放置していると見た目が悪いだけでなく周囲から「誰も住んでいないのではないか」と思われてしまいかねません。
定期的な塗装を実施することで築年数を重ねてもきれいな外観を保つことができます。
美観を維持することは家自体の価値を高めることにもなります。

2耐久性の向上

外装塗装を実施することは外壁を守ることになります。
外壁は常に雨風や太陽光にさらされており、経年で塗装がはがれ細かい傷がつき水が入り込みます。
また古くなった外壁はひび割れを起こしていることもあり、その隙間を埋める塗装が役割を果たしていなければ外壁材のダメージが進み、結果的に家を守ることができなくなってしまいます。
定期的に塗装をすれば外壁材の耐久性を向上させることが可能です。

3断熱効果・遮熱効果の向上

外壁塗装をして外壁材を守ることで、家全体の断熱や遮熱の効果を向上させます。
塗装に使われる塗料には、断熱効果や遮熱効果の機能を高めたものがあり、使用することで太陽光による温度上昇を抑えることが可能です。
急激な温度変化は外壁材の劣化を早めるため、これらの塗料を使用することは外壁を守るだけでなく家の内部に外気を入れないことにもつながります。

外壁塗装工事を検討するタイミング

外壁塗装のタイミングは10年に1度がおよその目安ですが、次のような症状がみられたら、外壁塗装工事サインです!

チョーキング

外壁を手で触ると白い粉がつく

クラック(ひび)

下地がひび割れる

シーリングの痩せ・ひび割れ

接合部・目的部にひび割れが入る

塗膜のはがれ

いつかは必ず生じる劣化症状である

状態 原因 詳細 下地
ヘアクラック

塗膜などの劣化

下地ではなく、塗膜にごく細いひびが入る

モルタルサイディング

クラック

乾燥によるモルタルの収縮、建物の構造的な歪み

下地がひび割れる

モルタル

チョーキング

紫外線・熱で劣化し、顔料が粉状になって残る

壁全体にチョークのような細かい粉がふく

モルタルサイディング(窯業系)

シーリングの
痩せ・ひび割れ

シーリング材の劣化
サイディングの反り

接合部・目地にひび割れが入る

サイディング

白サビ

サイディングの鋼板を保護しているめっきの腐食

壁に白い細かな粒が現れる

サイディング(金属系)

ヘアクラック
原因 塗膜などの劣化
詳細 下地ではなく、塗膜にごく細いひびが入る
下地 モルタルサイディング
クラック
原因 乾燥によるモルタルの収縮、建物の構造的な歪み
詳細 下地がひび割れる
下地 モルタル
チョーキング
原因 紫外線・熱で劣化し、顔料が粉状になって残る
詳細 壁全体にチョークのような細かい粉がふく
下地 モルタルサイディング(窯業系)
シーリングの痩せ・ひび割れ
原因 シーリング材の劣化
サイディングの反り
詳細 接合部・目地にひび割れが入る
下地 サイディング
白サビ
原因 サイディングの鋼板を保護しているめっきの腐食
詳細 壁に白い細かな粒が現れる
下地 サイディング(金属系)

戸建ての外壁塗装の目安期間

戸建ての外壁に使われている素材は、モルタル(砂とセメントと水 を混ぜたもの)や、サイディングと呼ばれる、ボード状の外壁材が 一般的です(ALC、トタン、タイル、板張り)。

環境や使われている塗装材の耐久性によりタイミングは変わってきますが、モルタル壁の場合は、10年前後で塗装材を塗り替えるのが一般的です。
サイディングの場合も、塗装材の種類にもよりますが、塗り替えのタイミングは10年前後、サイディング自体の交換は25〜30年が目安になります。

5年目 10年目 15年目 20年目 30年目 30年目
モルタル

(点検)

塗装

(点検)

塗装

(点検)

塗装

サイディング

(点検)

塗装

(点検)

塗装

サイディング・下地交換

戸建ての外装塗装工事の費用相場

戸建ての外装塗装工事の費用は、家ごとに違いがあります。
一般的な目安として戸建ては30坪であることが多く、塗装の費用相場は60万円~といわれています。
塗装する面積は、1坪を3.3㎡として計算した延床面積に1.2(塗装面積を出すための係数)をかけて計算します。
この数字を見積書で確認します。
さらに40坪、50坪と家が大きくなれば10坪につき約10万円~追加でかかるとして費用相場が紹介されていることが多いです。

工事費のうち、材料費や足場代が約2割、人件費に3割がかかりますがこの割合も業者によって違いがあります。
残りが業者の利益や工事に関わる諸経費です。
ただ、外壁塗装では外壁材の劣化状況によって修繕が必要となることも多いため、実際に外壁の状態を見てもらってから費用が決まることに注意が必要です。

塗料の種類と耐用年数・費用相場

アクリル塗料

発色の良さで多く使われていた塗料ですが、耐久年数が5年程度のため最近では新築の家でもあまり使われていない塗料です。
低価格なので数年の塗り替えをする場合にはおすすめです。
DIYで使われることが多い塗料ですが透湿性が高く屋外には向いていません。

ウレタン塗料

価格が安く、塗る場所を選ばないことから広く使われている塗料です。
耐久年数が7年前後ですが、シリコン塗料が主流になった昨今ではあまり使われなくなっています。
最近では雨樋などの部分的な塗装に多く使われています。

シリコン塗料

耐用年数が7~10年であることからウレタン塗料に代わって主流となっている塗料です。
ただ各メーカーから多くの製品が出ており、グレードによって性能が大きく違います。
色あせを防ぐラジカル制御型など様々な効能の組み合わせがあり、選ぶのが難しくなっている塗料でもあります。

フッ素塗料

耐久年数が15年以上と長いことから、商業施設やマンションなどで多く採用されている塗料です。
最近では東京スカイツリーに使用されたことでも話題になりました。
公共の施設に多く採用されている実績があるため価格は高いものの、さらに耐久年数の長い塗料も開発されているためフッ素塗料だから安心とはいえなくなってきています。

塗料の価格と耐用年数については、下記の図表をご参考ください。

塗料 耐用年数 施工単価 30坪の場合の価格
アクリル塗料

3~6年

1,000~1,800円/㎡

約20万円

ウレタン塗料

6~8年

1,500~2,500円/㎡

約25万円

シリコン塗料

7~10年

1,800~3,500円/㎡

約30万円

フッ素塗料

15~20年

3,000~5,000円/㎡

約40万円

戸建ての外壁塗装工事の助成金・補助金

外壁塗装には費用がかかるため、助成金や補助金の利用を検討しましょう。
国で設けられている制度は、家全体のリフォームが対象となっているものしか現在はないため、各自治体で独自に設定されているものを調べた上で利用することをおすすめします。
外壁塗装の場合は環境やエコに配慮した塗装、例えば遮熱効果のある塗料を利用した工事が助成や補助の対象になります。
ただ、自治体ごとに対象となる工事や依頼者に条件が設定されています。
地元の施工業者への依頼が必須であったり、対象となる工事の費用の上限が設けられていたりします。着工前の申請が必要なので、早めに自治体への確認をしておくようにしましょう。

外壁塗装工事業者の選び方

優良な外壁塗装工事業者を選ぶためのポイントをいくつかご紹介します。

①国家資格を取得した職人が在籍しているか

「塗装技能士」とは、厚生労働省によって認定される国家資格です。塗装技能士の1級の資格を取得するには、最低7年の実務経験に加え、学科試験と実技試験の2種類の試験に合格する必要があります。
高品質な仕上がりを求めるなら、塗装技能士1級を取得した職人が在籍している施工業者を選ぶことをおすすめします。
RYU-SHINは、塗装技能士1級を取得した職人が在籍しています。

②建設業許可証を有しているか

塗装工事の建設業許可証を取得するためには、10年以上の塗装実績があること、などの要件があります。さらには5年後との更新制のため、優良業者でないと、許可を取り続けることは難しいといえます。
RYU-SHINは、塗装工事の建設業許可証を有していますので、ご安心してお任せください。

③メーカー保証を有しているか

外壁塗装には、施工会社保証とメーカー保証があります。
施工会社保証とは、工事をする施工業者が出す保証で、一般的な保証です。業者によって、保証内容や期間などは異なります。
メーカー保証とは、塗料をつくっているメーカーが保証するものです。保証内容は、塗料メーカによって異なりますが、耐用年数が長いほど保証期間が長くなります。シリコン塗料の場合は3~5年程度、無機塗料の場合は5~10年程度が目安です。
メーカー保証が出る施工業者は、塗料メーカーから品質を信頼されている証です。施工会社保証だけではなく、メーカー保証が出る業者がおすすめです
RYU-SHINは、メーカー保証も出ておりますので、ご安心してお任せください。

④損害保険・リフォーム瑕疵保険に加入しているか

外壁塗装工事は、施工中に不慮の事故が発生する可能性があり、足場の崩壊や建物の破損、塗料の付着など様々なリスクを伴います。そのため、万が一のことに備えて、損害保険に入っている業者を選ぶことをおすすめします。
また、リフォーム瑕疵(かし)保険も重要です。
リフォーム瑕疵保険とは、検査と保証とがセットになっている保険で、加入するのはリフォーム事業を行う施工業者です。
リフォーム瑕疵保険の対象は、「リフォーム工事を行った場所すべて」となります。また、施工業者が倒産しても、保証を受けられるため、メリットの高い保険です。
RYU-SHINは、損害保険・リフォーム瑕疵保険の双方に加入しておりますので、ご安心してお任せください。

⑤見積書から優良な業者かどうかを判断する

複数の施工業者に見積りを依頼し、比較・検討することによって、優良な業者を見極めることができます。
見積書をみる際のポイントとして、下記の点が挙げられます。
・単位が一般の方でもわかりやすく記載されているか。単位が「一式」と表記されており、具体性に欠けた見積書ではないか。
・どこの塗料メーカーを使用するのか不明ではないか。
・塗装回数は下塗り1回、上塗り2回の計3回塗りが基本。詳細が書かれていない場合は、業者に確認が必要。
見積りの金額ばかりではなく、内容をしっかり確認することが大事です。

戸建ての外壁塗装工事の流れ

外壁塗装工事のお問い合わせからお見積もり・ご契約、塗装工事開始から完了までは、おおよそ以下のような流れで行われます。
工事開始からすべての工事が終わるまでの期間は、おおよそ10~14日と見積もっておくとよいでしょう。

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