マンション大規模修繕時のベランダの荷物はどうする?片付け方法と注意点を解説
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ベランダマンションの大規模修繕の際にはベランダに置いてある物を片付けなければなりません。植栽や物置、床置きタイルやアンテナなど……特に多くの物をベランダに置かれている方は「どうしよう」「どこに、どういうふうにしまえばいいの?」と不安に思われているのではないでしょうか。

この記事ではマンションの大規模修繕を控えられている方のために、ベランダの物を片付ける方法や注意点、ベランダで実施する工事内容についてご紹介します。

ベランダも大規模修繕工事の対象になる

大規模修繕とはマンションで行われる定期的な修繕工事です。外壁の塗装や補修、防水工事、給排水工事、その他共用部の補修工事などのさまざまな修繕が行われ、10~15年周期で実施されます

各部屋にあるベランダは基本的には「共用部分」という扱いです。すべての住民が共有するスペースということになっているのですが、その部屋の住民に対して専用使用権が認められているため、物を置いたり洗濯物を干したりといったことができるようになっています。

ベランダは共有部分であるため大規模修繕の対象となります。詳しくは後述しますが、塗装工事や防水工事、洗浄工事など、さまざまな工事が実施されますので、それらの妨げにならないようベランダにある物は一時的に撤去しなければなりません。

大規模修繕工事のベランダの片付け方法

日々マンションで暮らしていればベランダにも物を置くケースもあるかと思います。それらを片付けなければならないとなると戸惑いもあるかもしれません。ここからはベランダで片付ける必要があるもの別に片付ける方法についてご紹介します。ぜひ以下を参考に、1つ1つ着実に作業を進めましょう。

ベランダで片付ける必要があるもの

ベランダに以下のような物を置いている場合、大規模修繕の際に片付けが必要となります。

植栽・植木鉢

お花や樹木などの植栽や植木鉢は室内に入れる、親族や友人の家に預けるなどの方法があります。また、マンションによってはベランダに置いてある物を一時的に置けるような共有スペースを設ける場合もあるので、もしそのような場所があるのであれば植栽や植木鉢も置くことができます。

また、お花や樹木が枯れてしまって放置してある状態であれば、これを機に処分すればベランダがスッキリします

物置・倉庫(マンションに備え付けられているものを除く)

物置や倉庫に関しても小さいものであれば室内に置けるかもしれません。しかし、大きいものとなると親族や友人の家の庭を借りて置かせてもらう、マンションの一時的な保管場所に置くなどの方法があります。

物置や倉庫の中に収納されている物を整理して不要品を処分すれば、工事期間後に再度収納する手間が省けます。物置や倉庫が老朽化している場合は、買い替えるのも手です。

床置きタイル・ウッドデッキ

ベランダをおしゃれにするために、タイルやウッドデッキ、人工芝などを置かれているご家庭もあるかと思います。これらも大規模修繕の際には撤去しなければなりません。

室内に置いておく、一時的な保管場所に置いておくといった方法があります。また、汚れや痛みが目立ってきたら、古いものは処分して大規模修繕工事後に新調するのも手です。

BS・CSアンテナ

BSやCS放送を受信するためのアンテナも取り外して室内や保管場所で保管する必要があります。撤去、再設置のしかたがわからない場合は業者に依頼しましょう。工事期間はBS、CS放送が観られなくなってしまう点にも注意が必要です。

なお、工事内容によってはアンテナの撤去が必要ない場合もありますので、事前に確認されることをおすすめします。

網戸

網戸も共有物扱いになります。工事の影響で汚れたり破れたりするおそれがあるため、こちらも取り外しを求められる可能性があります。

網戸の取り外し方法

網戸を外す網戸は室内からビス留めされているタイプもあり、基本的に入居者自身が取り外す必要があります。ドライバーでビスを緩め、ストッパーを外した後に網戸をレールから外せば撤去できます。どうしてもご自身で作業するのが難しい場合は管理組合や施工業者の担当者に相談してみましょう。

ベランダで片付けなくてもよいもの

ベランダ以上のようにベランダに物を置いている場合、大規模修繕時には基本的に撤去しなければなりません。しかし、例外的に以下のものはそのまま置いておくか業者側で撤去作業をしてくれます。

エアコンの室外機

エアコンの室外機は移動が困難なためそのまま工事が進められるケースも多いです。どうしても移動が必要場合は居住者様の負担でお願いします。

なお、室外機を撤去した場合、あるいはそのままの状態でも施工する工事の内容によってはエアコンが使えなくなってしまうので、その点は念頭に入れておきましょう

物干し竿

マンションの設備として元から備えつけられている物干し竿や物干し掛けなども施工業者が撤去・再設置作業を行ってくれるため、住民の方が作業を行う必要はありません。一方ご自身で設置されたものは、やはりご自身で作業を行う必要があります

自力で荷物を移動できないときは?

ベランダに置いてある物を片付けなかった場合、足場の組み上げやベランダの塗装工事、防水工事に支障が出て大規模修繕がスケジュール通りに進まなくなってしまうおそれがあります。そうなると他の入居者にも影響が出てしまうという事態になりかねません。また、塗料や防水材が付着して汚れてしまったり破損したりするおそれもあります。必ずベランダの物は工事までに撤去しましょう。

ご自身で片付けが難しい場合は業者に依頼して作業をしてもらうことをおすすめします。また、マンションによっては不用品回収をしてくれますので、不要なものは回収してもらいましょう。

荷物を室内に置ききれないときは?

先ほどもご説明したとおり、マンションによっては荷物を置くための一時保管スペースを設けることもありますので、そちらを利用しましょう。もしそうした場所が設けられるのであれば、事前に通達があるはずです。

他には実家や親族、友人の家に置かせてもらう、レンタル倉庫を使うといった方法もあります

また、これを機にベランダにあるものを整理整頓して不用品を処分されるのもおすすめです。大規模修繕が終わった後はベランダがスッキリし、また有効活用できるようになります。

ベランダを片付ける時の注意点

ベランダの物を適切に撤去しないと大規模修繕が進まなかったり思わぬトラブルに発展したりするおそれもあります。ここからはベランダを片付ける際に注意すべきポイントについてご紹介します。

私物の撤去や廃棄は居住者が自費で行う

基本的にベランダは共有部分にあたりますが、そこに置いてある私物は入居者の責任で、ご自身が撤去しなければなりません。片付け作業や不用品回収を業者に依頼した際の料金や、仮置きに要したレンタル倉庫の利用料金等はすべて自費で賄う必要があります

大規模修繕時には撤去・再設置作業を必ずしなければなりません。そもそもベランダは住民の共有スペースであり、非常時には避難経路となります。そのため、ベランダには極力物を置かないよう普段から心がけておくことも大切です

洗濯物が干せるか工事内容とスケジュールを確認する

洗濯物大規模修繕中も物干し竿や物干し竿掛けは撤去が不要で、そのまま洗濯物を干すことは可能です。ただし、足場の組み立て、駆体補修工事、外壁や各ベランダの洗浄工事、塗装工事、防水工事の際には洗濯物が汚れるおそれがあります。工事にも支障をきたす場合があり、物干し竿や物干し竿掛けが一時的に撤去され、洗濯物がベランダで干せなくなってしまう期間がどうしても生じます。

洗濯物が干せない期間はエントランスなどに設置される工事用掲示板や個別通知などを見ればわかるようになっています。また、近年ではWeb上に工事スケジュールやお知らせを掲載し、それを住民の方がスマホやパソコンで確認できるようにしている施工業者もあります。これらをこまめに確認し、洗濯物が干せない期間を把握しておきましょう

大規模修繕におけるベランダ工事の内容

1.塗装工事

ベランダの壁や天井、パーティション、雨樋などを塗装する工事です。塗装を行うことで見た目が良くなるほか、雨水が建物内部に浸入するのを防ぐ効果が得られます。

施工中は塗料が飛散する場合があるので、窓などに付着しないようビニールで養生します。そのため洗濯物を干すことができなくなり、ベランダへの出入りも不可となります

2.防水工事

ベランダから雨水が建物内部に浸入するのを防ぐための工事です。ベランダにウレタン防水や塩ビシート防水、アスファルト防水などの防水処置を施します。施工後の乾燥期間も含め、防水工事が行われている期間中はベランダに物を置くことはもちろん、出入りもできなくなってしまい、洗濯物を干すこともできません

3.洗浄工事

高圧洗浄ベランダの防水工事や塗装工事を行う前には高圧洗浄機で付着した汚れを落とす工程があります。洗浄工事を行うことで防水剤や塗料が付着しやすくなるので、非常に重要な工事です。

洗浄工事は大量の水を高圧力で壁や床に噴射するため、洗浄水が飛び散ります。そのため、やはり作業をしている間はベランダで洗濯物を干すことができなくなってしまいます。また、ベランダへの出入りや窓の開放もできません

4.シーリング工事

窓のサッシと壁との隙間はシーリングと呼ばれる防水材で埋められています。シーリング材はゴムや樹脂を主成分であり、月日が経つとどうしても劣化してしまい防水機能が低下してしまうのです。大規模修繕ではサッシ部分のシーリング材の埋め直し作業も行われます。

網戸があるとシーリング工事に支障が出る可能性があるため、事前に取り外しておく必要があります

5.下地・タイル補修工事

ベランダの外壁材(タイル)やコンクリートのひび割れ、剥がれなどを補修する工事です。この下地処理やタイル補修を行った後に塗装工事や防水工事を行います。これらも後の塗装工事や防水工事の仕上がりを左右する重要な工程です。

工事中はチリやホコリが発生するためベランダで洗濯物を干すことができなくなります。また、騒音が発生するため窓は閉めておく必要があります

ベランダの片付けは工事が始まる前に済ませましょう

大規模修繕の際にはベランダに置いてある物を一時的に片付けなければなりません。また、工事期間中はベランダに出入りをする、窓を開放する、洗濯物を干すなどの行為が制限されます。必ず工事掲示板や通達、Webなどを確認し、工事のスケジュールを把握した上で、物を片付ける、制限されている行為をしないなど、必要な対応をとりましょう

大規模修繕は住民の方の生活にさまざまな影響を及ぼし、片付け作業などの負担もおかけしてしまうのですが、建物を維持し続けるためには必要不可欠な工事です。少しでも住民の方からの不満を少なくし、かつ建物の資産価値を維持したいのであれば、施工業者選びが重要です。

RYU-SHINは神奈川県を中心に数多くのマンションやビルの大規模修繕工事を手がけています1級建築士・1級建築施工管理技士が在籍しており、高い技術力と適切な提案力、お客様に寄り添った対応力が強みです。自社施工のため中間マージンも不要で適正価格での施工が可能。マンション・アパートのオーナー様、管理会社様、管理組合様、そして住民の方、皆様がご満足いただける大規模修繕工事を実現します

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