マンションの外壁塗装工事がまるわかり!
費用相場・塗り替えのサイクル・工程などを解説!
神奈川・横浜の大規模修繕工事|株式会社RYU-SHIN > 大規模修繕工事の コラム記事 > マンションの外壁塗装工事がまるわかり!
費用相場・塗り替えのサイクル・工程などを解説!

マンションに長年住み続けていると、次第に外壁の汚れが目立ってきたり、ひび割れが生じたり、タイルの一部が浮き出してきたりします。

このような状況を進行させないためには、適切な時期に外壁塗装工事を行う必要があります。ここでは、マンションの外壁塗装工事を行う目的や、工事費用の相場、塗り替えのサイクル、工事期間、工事の工程などについて解説しましょう。

マンションの外壁塗装工事はなぜ必要?

必要な理由①美観を保つ

マンションの美観を保つことは、資産価値にも直結します。資産価値については、マンション自体の価格を考えられるかもしれませんが、実際には塗装でマンションの価格が大きく変化するというわけではありません。ただ、美観を保つことはマンションに居住する人の住み心地に大きく影響します。

その結果、退去者を減らしマンションの空き家率を低めることになるため、資産価値を維持することになるのです。

必要な理由②建物の保護し、長持ちさせる

マンションの塗装工事は、建物を塗膜によって守り、寿命を伸ばしてあげるためにも重要です。塗膜とは、塗料を塗って乾燥させることでできる固定皮膜のこと。美観をアップさせるだけでなく、防水効果や遮熱・断熱効果、防汚・防カビ・抗菌効果などがあります。

建物は毎日雨や紫外線を浴びているため、塗膜は日々劣化しています。それを塗り替えもせずに放置してしまうと、雨漏りや下地の柱の腐食などの原因になるため、適切な時期の外壁塗装工事は欠かせません。

マンション外壁塗装工事にかかる費用はどのくらい?

マンション外壁塗装工事の費用相場と費用の内訳

マンションの外壁塗装工事にかかる費用は、外壁の劣化状況や使用する塗料の種類、塗装方法、付帯工事の有無、選定業者などによってかなり違ってきます。

たとえば塗装方法は、スプレーガンを使って「吹き付け塗装」を行うか、ローラーを使って「ローラー塗装」をするか、刷毛(はけ)を使った「刷毛塗装」にするかによって、費用が違ってきます。吹き付けにも2種類の方法があるので、それによっても費用が異なります。

一般的なマンションの外壁1平方メートルあたりの塗装の費用相場は、2,000円~6,000円ほどです。この他にも作業用の足場代や、塗料の飛散を防ぐ飛散防止ネットの費用、養生シートの設置費用、外壁塗装の前に汚れを落とす高圧洗浄費用、諸経費がかります。

大規模修繕工事の総額のうち、外壁関係の費用が占める割合は?

大規模修繕工事の総額のうち、外壁関係の費用はどのぐらいを占めているのでしょうか?国土交通省の『平成30年度マンション総合調査結果』によると、工事費用のうち24%を外壁関係が占め、続いて防水関係が22%、仮設工事が19.2%となっています。
外壁の塗装やタイルの補修、屋根や床の防水といった工事が、いかに大きな金額のかかる工事かがわかるでしょう。たとえば大規模修繕工事の総額が約3,000万円だとすると、外壁関係は720万円程度となることが予測されます。

マンション外壁塗装工事の塗り替えのサイクルはどのくらい?

マンションの外壁塗装工事は、大規模修繕工事の中の「改修工事」にあたります。改修工事とは、建物全体の性能を改善するための工事で、外壁塗装も大規模修繕の改修工事のサイクルに合わせて行うのがベストでしょう。

大規模修繕工事は、おおよそ13~16年の周期で行われています。そのため、外壁塗装もそのタイミング行うと良いのですが、鉄部の塗装に関しては5年に1度補修しておく必要があります。そうすることで、美しい外観を保つとともに、耐用年数もアップさせることができます。

屋上やベランダなどの防水塗装については、一番上のトップコートを5年に1回ほど補修しておくと、長持ちします。

こんなサインが出ていたら、外壁塗装工事が必要!

基本的な外壁塗装工事のタイミングをお伝えしましたが、建物の状態によっては、たとえ大規模修繕工事の計画前であっても、外壁塗装工事を行わなければならないケースもあります。

たとえば、雨漏りが発生していたり、鉄筋コンクリートが剥がれていたりする場合は、大規模修繕前でも外壁塗装が必要です。チョーキングの発生や、塗膜の剥離が見られたときも、外壁塗装をしなければ建物を長持ちさせることができません。

また、カビコケが発生していたり、幅0.3㎜以上の幅のクラックが発生していたりしたときも、できるだけ早く外壁塗装の工事を行いましょう。

このようなサインが出ているのに、そのまま放置しておくと、マンションの資産価値を低下させてしまう可能性があります。「大規模修繕前に、余計な費用はかけたくない」と思うかもしれませんが、建物を劣化させないためにも、やっておくことをお勧めします。

塗料の種類と耐用年数は?

塗装の種類は、「アクリル塗料」「ウレタン塗料」「シリコン塗料」「フッ素塗料」などに分けられます。これらは有機塗料と呼ばれ、有機物(合成樹脂)を利用して作られていて、無機塗料に比べて価格も安く一般的に使われています。

アクリル塗料は、一般的にペンキと呼ばれているもので、耐久性が低いために外壁塗装にはあまり使われません。

ウレタン塗料は弾力性のある塗料で、モルタルや木材系の外壁に使われ、断熱材が入ったサイディングには向いていません。

シリコン塗料は乾くと塗膜が硬くなる性質があり、紫外線や熱、水によって経年劣化しにくい塗料です。ただし、ひび割れをしやすいというデメリットもあります。

フッ素塗料は、シリコンと同様で乾くと硬くなる、耐久性が高い塗料です。塗装が難しいので、職人さんを選ぶ必要があり、業者選びに注意が必要です。

耐用年数は、フッ素塗料が15~20年と最も長く、次いでシリコン塗料が8~15年、ウレタン塗料が6~10年、アクリル塗料が4~7年となります。ただし、耐用年数は建物の立地条件や気象条件によって異なるので、あくまで目安と考えておきましょう。

価格的にはどうかというと、価格も耐用年数が長いほど高くなります。フッ素塗料は1平米あたり3,600円~4,700円ですが、シリコン塗料は2,300~3,300円、ウレタン塗料は1,700~2,200円、アクリル塗料は1,000~1,500円と、かなり違います。そのため、最も多く使われているのは、コストパフォーマンスに優れたシリコン塗料です。

これらの有機塗料に対して、鉱物を材料として作られた無機塗料もあります、無機塗料とは、ガラスや石などの無機物が配合された塗料のことで、紫外線や太陽の光から外壁を守るので、汚れにくく劣化しづらいという特徴があります。

外壁塗装工事の期間と工程は?

外壁塗装工事の期間は、マンションの建物の大きさや、使用する塗料の種類などによって、だいぶ違ってきます。工事の工期も季節によって変動するので、一概にこれぐらいとは言えません。

おおよその目安としては、50戸未満のマンションの外壁塗装工事にかかる期間が1~3ヶ月ほど、50戸以上のマンションは3~5ヶ月ほど、それ以上の大規模なマンションは半年以上かかると考えておいた方がいいでしょう。

マンションの外壁塗装工事の工程は、まず職人さんが作業をする足場を設置し、次に高圧洗浄機などで外壁を洗浄して、表面の汚れを落とします。

次に、ひび割れやサビなどがあれば補修し、外壁の下地処理を行います。下地処理が完了したら、塗料を塗った部分をビニールシートなどで覆い、養生をします。

そして、最後に外壁塗装を行います。外壁塗装は、基本的に下塗り・中塗り・上塗りの3度塗りを行い、外壁の状態によっては下塗りを何度か行ったり、上塗りの後に仕上げ塗装を行うケースもあります。塗装が終わり、外壁が乾燥したら、足場を解体・撤去して作業終了です。

まとめ

外壁の塗装工事は、マンションの大規模修繕工事の中でも最も費用のかかる工事です。しかし、マンションの美観を保ち、建物を長持ちさせて資産価値を高めるためには、欠かせない工事といえます。

外壁塗装工事を行うタイミングは、13~16年の周期で行われる大規模修繕の際に実施し、それ以外でも何らかのサインが出ていたときには、適宜塗り替えを行いましょう。

塗装の種類もさまざまあり、工事内容によって工期も変わってくるので、予算やスケジュールなどを踏まえてベストの方法を検討することをお勧めします。

修繕工事のご相談・お見積り無料
0120-11-5436営業時間 9:00〜18:00 
定休日 土曜・日曜・祝日